クレジットカードの歴史って知ってました?
クレジットカードの歴史って知ってました?
クレジットカードの歴史って意外と知らないものですよね。実はあるアメリカ人実業家の忘れ物がきっかけで生まれたって知ってましたか?
私たちが生活の中で当たり前のように使っているクレジットカードですが、クレジットカードがいつできたとかそういった歴史なんて意外と知らないものですよね!
クレジットカードが生まれるきっかけはなんと今から60年以上も前に遡ります!
私たちが普段何気なく利用しているカードの歴史を知ってみるのも意外と面白いですよ!
クレジットカードの歴史は忘れ物がきっかけで生まれた!?
それではクレジットカードの歴史を振り返ってみてみましょう!
世界で初めてクレジットカードが誕生したのは1950年のアメリカと言われており、そのきっかけは実業家の忘れ物が原因だったと言われています。
ニューヨークのあるレストランで食事を楽しみお会計を済ませようとした実業家は、支払いのタイミングでお財布を忘れてきたことに気づきました。
その実業家は妻に頼んで財布を届けてもらうことができたので事なきを得たものの、その間お店からの不信感や周りの人に対する恥ずかしさは彼にとってかなり屈辱的なものであり、その感情がクレジットという事業を立ち上げるきっかけとなったのです。
後日弁護士の友人にこの件を話して現金がなくても食事ができるクラブを設立。
そのクラブの名が「ダイナース」。
そう現在でも知られているダイナースクラブの起源です。
当時は支払いの時に現代のような形ではなく、紙製のチケットを使ってクレジットを行っていたそうです。
急速に発展をとげるクレジットカード事業。
ダイナースクラブが作ったこの画期的なクレジット事業はすぐにアメリカ中に広がっていくことになります。
翌年にはフランクリンナショナル銀行がダイナースクラブの事業に乗っかりクレジットカードを作ることになりました。
現金を持たないでモノやサービスを購入することができるシステムはしっかりと受け入れられて、旅行業界にエンターテインメント系の事業、ホテルやレンタカー会社などがこの事業にどんどんと乗っかり、旅行などのバカンスに来たお客さんの囲い込みに活用をしていました。
その後10年間のうちに様々なクレジットカード会社が誕生し、アメックスやVISAの先駆け的存在であるバンク・オブ・アメリカカード、MasterCardの先駆けでもあるマスターチャージカードなど現在ある主要国際ブランドはこの段階でほとんど生まれていたことになります。
歴史を振り返ってみるとこのようにクレジットカード事業は短い間でアメリカ経済とともに大きく発展を遂げることになったのです。
日本で誕生したのはオリンピックがきっかけ!
では日本はどのような歴史があるのかを振り返っていきたいと思います。
日本で最初の誕生したクレジットカードは日本ダイナースクラブであり1960年に設立したと言われています。
目的としては4年後に行われる東京オリンピックに備えて、外国人観光客の受け入れ態勢を整えるべく、クレジットカードの導入を決めたと言われています。
日本ダイナースクラブが設立された一年後には日本唯一の国内ブランドであるJCB(当時は日本クレジットビューロー)が設立をされました。
さらに2年後の1963年には日本ダイナースクラブが現在私たちも使っているプラスチック製のカードを発行します。
実は世界でも当たり前になっているこのクレジットカードの形を作り出したのは日本だったんですね!歴史的快挙!
その後アメリカ同様にものすごいスピードでクレジットカード業界は発展を続け、あっという間に日本でもクレジットカードは当たり前の存在になりました。
今もなお進化を続けるクレジットカード業界!
アメリカで生まれたクレジットというシステムは経済の発展に共なって急激な成長を遂げてきました。
日本においても同じように経済の発展とともにクレジットカードは進化を続けており、今後もさらに進化をし続けていくことになることでしょう。
私たちの生活において節約にも役立つカードはなくてはならない存在だと言っても過言ではありません。
そんなクレジットカードの進化にしっかりと目を向けてこれからもお得に利用していきたいものですね!