無計画は厳禁!クレジットカードを安全に解約する方法とは
クレジットカードを解約するときは安全に処分する方法も知っておきましょう。
ショッピングでお得なポイント還元率が高いカードや、飛行機関連のサービスが利用しやすくなるマイルを貯めやすいカードなど、いろいろな特徴を持つクレジットカードがたくさんありますよね。
こんなにもたくさんの種類が存在しているのですから、クレジットカードを複数使い分けている人も中にはいらっしゃると思います。
しかし複数のカードを持っていると中には利用しなくなったクレジットカードが出てくるのではないでしょうか。
そういった場合はクレジットカードを解約してしまった方が、カードスペースを圧迫せずに済みます。
今回は正しいクレジットカードの解約方法と安全に処分する方法についてお伝えしていきたいと思います。
クレジットカードの解約は慎重に!
クレジットカードを解約するときに一番気をつけてほしいことがあります。
それはカードの返済が全て終わっているかということ。
なぜならクレジットカードの返済を済ませていない状態で解約の申し込みをしてしまうと、残りの返済を一括で支払うことになってしまうからです。
クレジットカードに申し込みをするときは欲しいと思ったときにできても、解約するときは逆に慎重になることが大切です。
◆解約するなら返済残高が無い状態で
もし解約するときにクレジットカードの支払いが残っていると、一括での返済になるのでヘタをすると思った以上に大きな金額を支払うことになりかねません。
たまに勘違いする人がいるようですが、クレジットカードを解約すれば残っている返済が無くなるわけではありません。
したがって解約を申し込みする前にきちんと完済できているかの確認をしましょう
返済がいくら残っているかを良く確認し、一括での支払いでも問題がなければ解約しても大丈夫です。
◆カードを解約することは簡単だけど……
クレジットカードの解約自体はとても簡単に行うことができます。
まずカード会社に電話をし解約したい旨を伝えます。
↓
次に本人確認と返済額の確認が行われます。
↓
返済が無ければそのまま解約が完了します。
以上のとおりクレジットカードの解約は非常に簡単な手順で完了することができます。
発行するまでに時間がかかる場合もあるだけに、あまりに簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれません。
しかし注意してほしいのは退会の申し込み時に返済が残っていても解約できてしまうということです。
電話で申し込みをした時点でカード停止となってしまうので、返済残高がある状態で申し込みをしてしまうと、残りの返済を一括で支払うことになってしまいます。
このようにクレジットカードを解約するときは、ちゃんと返済残価をあらかじめ確認する必要があるのですが、他にも気をつけるべきポイントがあります。
解約の申し込みをするタイミングも計画的に!
クレジットカードを複数所持していること自体は今時珍しいことではありませんが、あまりに入会退会のスパンが短いとブラック/要注意人物扱いされて審査に通らなくなってしまう可能性があります。
たとえばあるクレジットカードの入会特典目当てに入会し、カードを使わず特典だけを受けてすぐ退会してしまうというような行為をしていると、クレジットカードヒストリーが悪くなることはありませんが、カード会社からブラック扱いされ二度と審査に通らなくなってしまいます。
単に1枚だけクレジットカードを解約するといったことなら問題はありません。
しかし5枚ないし10枚とかいうレベルでクレジットカードの入会と解約を複数回行っていると、逆にカード会社から悪質行為とみなされてしまうのです。
クレジットカードの解約で最適なタイミングは?
入会後すぐにクレジットカードを解約することはお勧めできません。
クレジットカードを作ったけれど使わなくなったので解約したいということもあると思います。
不要なカードを処分することは悪いことではなく、むしろ正しいクレジットカードの使い方としては理に適っていますので、今後利用する見通しがないのであれば解約した方が良いでしょう。
しかし前述のとおりあまりに短い間隔で入会と解約をしてしまうと、カード会社からブラック扱いされることになってしまいます。
もしクレジットカードを解約したい場合は少なくとも入会してから半年は期間を空けた方が良いでしょう。
半年以内で解約してしまうと絶対にブラックになるということはもちろんありません。
しかしカード発行からすぐに退会をしてしまうと入会特典狙いであると勘違いされてしまう可能性があります。
解約したいカードが発行してから間もないのであれば、ぐっと我慢してある程度時間を空けてから退会するようにしましょう。
使わないクレジットカードは持ち歩かずに、盗難などのトラブルに遭わないよう安全な場所に保管しておきましょう。
解約後のクレジットカードを安全に処分する方法
さて解約したあとのクレジットカードはもう使うことはできませんがまだ安心はできません。
クレジットカードの場合は退会後カードをきちんと処分するまでが解約であるという心構えでいきましょう!
ここでは安全のために確実にクレジットカードを処分する方法をご紹介したいと思います。
クレジットカードをシュレッダーにかける!
解約したクレジットカードを処分するときに最も有効なのは、シュレッダーにかけて粉々にしてしまうことです。
ただしクレジットカードは紙ではありませんので、紙専用のシュレッダーでやると故障してしまいます。
できればCDを裁断できるシュレッダーがマストであると言えるでしょう。
またシュレッダーにかけるときに紙ごみがある場合は、ごみ分けのために先にボックスの中を空にしておきましょう。
クレジットカードをハサミで裁断する!
クレジットカードはプラスチックでできているのでハサミで裁断することができます。
解約が済んだらクレジットカードをハサミで8等分くらいにしてしまいしょう。
とくにICチップや裏面の磁気ストライプ部分はかならず裁断しておきましょう。
プラスチック製といってもハサミで裁断するときは、ケガをしないように気をつけてくださいね!
クレジットカードの破片は分けて処分しよう!
解約したクレジットカードをハサミで断裁した場合でも、シュレッダーで粉々にした場合でもバラしてしまえばあとは安全に処分することができます。
しかしもっと安全性を確実にしたいのであれば、破片をいっぺんにではなく数回に分けてゴミ出しすると良いでしょう。
とくにICチップの部分は他の破片と一緒に捨ててしまうと復元しやすくなってしまいます。
心配な人はICチップの部分を金槌で叩いて完全に砕いた上でゴミに出しましょう。